DPT・DTワクチン

ジフテリア(D)、百日咳(P)、破傷風(T)を予防します。ジフテリアと破傷風の出す毒素を抽出して無毒化した「トキソイド」と百日咳の病原体を殺して、免疫成分だけを抽出した「不活化ワクチン」を混ぜ合わせたものです。

ジフテリア

ジフテリア菌が、のどや鼻の粘膜に感染して、高熱やのどの痛み、嘔吐などの症状がでます。悪化すると、菌の出す毒素で心筋障害や、呼吸困難、神経麻痺を引き起こし、死亡することもある重い病気です。

百日咳

百日咳の菌により、風邪のような症状で始まり、やがて激しい咳にとなります。息を吸い込むときの「ヒュー」という笛を吹くような独特な咳が特徴です。0歳児がかかると、咳が激しいため、呼吸困難となりチアノーゼや痙攣を起こし、肺炎や脳炎などの重い合併症を起こすことがあります。

破傷風

怪我をしたときに、土の中にいる破傷風菌が、傷口から侵入し、菌の出す毒素が神経をおかすため、口が開かなくなったり、痙攣や手足の硬直がおこります。発症した人の2割が死亡する怖い病気です。
この菌は日本中どこにでもいるので、決して油断してはいけません。

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スケジュール

1期初回は生後3ヶ月から90ヶ月までで、生後12か月までに3~8週間隔で3回接種します。
1期追加は3回目終了後から6ヶ月以上の間隔をおいて(標準的には終了後1年から1年半)90ヶ月までに1回接種します。
2期として11歳以上13歳未満を対象に1回DTトキソイドを0.1ml接種します。

米国では成人の百日咳患者の増加に伴い、2006年から11~12歳児に対してTdトキソイドに替わり、新しく調整されたDTPワクチン(Tdap)が推奨されています。日本でも2期のDTトキソイドから、DTPワクチンへの変更が望まれています。

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副反応

接種部がはれたり、しこりが残ることがあります。そのため、接種は左右交代に接種するのが一般的です。また、1~2%の方に接種後、0~1日目に発熱が認められます。その他の副反応は他のワクチンと一緒です。

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