【ロタウイルス胃腸炎】

ロタウイルス胃腸炎は、乳幼児に多く起こるウイルス性の胃腸炎で、衛生状態に関係なく世界各地で感染がみられます。
ロタウイルス胃腸炎の多くは突然の嘔吐に続き、白っぽい水のような下痢を起こします。発熱を伴うこともあり、回復には1週間ほどかかります。
また、ほとんどの場合は特に治療を行わなくても回復しますが、時に、脱水、腎不全、脳炎・脳症などを合併することがあり、症状が重く脱水が強い場合は入院が必要となることがあります。
発症は冬~春に多く、生後3~24ヶ月の乳幼児に起こりますが、ピークは生後7~15ヶ月です。生後3ヶ月までは母親にもらった免疫によって感染しても症状が出ないか、軽く済みますが、生後3ヶ月以降に初めて感染すると重症化しやすくなります。
実際に小児急性胃腸炎重症胃腸炎の原因の第一位で、受診した人の10人に1人が入院するという報告もあります。