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診療案内 赤ちゃんの青あざ

青色、褐色、黒色もすべてメラノサイト系細胞による皮膚の奇形です。
代表的なものは黒子(ほくろ)です。
表皮の浅いところにあれば黒く、深いところにあれば褐色、青色となります。

つまり、青色のあざは皮膚の深いところ、主に真皮の深いところに存在します。

ほくろ

①青色母斑

【青色母斑とは】

少し盛り上がりのあることもある青色のあざで通常生まれたときから認められます。
通常単発で自然には良くなりません。大きさは直径1cmくらいです。大きいものではまれに悪性化する可能性があると言われています。

 

【治療】

レーザーあるいは切除です。
レーザーでも必ずしも良くなるとは限りませんが、早期の治療が必要です。切除では傷跡が残る可能性があります。

 

 

太田母斑

【太田母斑とは】

顔の上2/3(三叉神経第1,2枝領域)にできる青色母斑です。通常しろめにも青い斑点が見られます(球結膜メラノーシス)。
生まれた時から存在し、思春期に悪化する傾向があります。

 

【治療】

がん化することはありませんが、問題は見た目です。女性に発症することが多いように見られます。
すべての症例でレーザー治療の適応となります。目の結膜の母斑は現時点では治療法はありません。

 

 

蒙古斑・異所性蒙古斑

【蒙古斑とは】

東洋人にしか見られません。お尻に見られるのが蒙古斑、それ以外に存在するのが異所性蒙古斑となります。

蒙古斑

【経過】

原則小学校に入る頃には自然消失します。しかし、あまりにも濃い蒙古斑はレーザー治療の適応になることもあります。

異所性蒙古斑は蒙古斑とともに薄くなっていきますが、お尻より濃いと残存する可能性があります。
丸い物、手首・足首などにあると消えにくいかもしれません。
その際にはレーザー治療の適応になります。

 

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