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診療案内 赤ちゃんの黒あざ(母斑細胞性母斑)

【母斑細胞性母斑】

色素性母斑とも言います。ほくろ(黒子)は色素性母斑ですが、通常は5mm以下で散発性です。
臨床的に問題になることはありません。大きな物は美容的な問題が生じます。
多発する場合はいろいろな病気が考えられます。

さまざまな大きさ、形があり毛の生えてくるものもあります。

 

【治療】

レーザー治療あるいは外科的に切除します。5cm以上のものは切除が必要なことが多いと思います。

悪性化することはないので本人が気にするようであれば治療をすれば良いのです。
ちなみにレーザーでの治療は保険の適応にはならないようです。

 

【特殊型】

①LEOPARD症候群

常染色体優性遺伝形式をとる疾患で

L: Lentigo(ほくろ)

E: Electro-cardiographic abnormality(心電図異常)

O: Ocular hyperterolism(両眼解離症)

P: Pulmonic stenosis(肺動脈弁狭窄症)

A: Abnormal genitalia(性器異常)

R: Retarded growth(発育遅延)

D: sensorineural Deafness(感音性難聴)

を特徴とします。

 

②Peutz-Jeghers症候群

常染色体優性遺伝形式をとる疾患で、顔面、亢進、口腔粘膜のほくろと良性の腸管ポリポーシス(ポリープがたくさんできる状態)を特徴とします。

 

③Lentiginosis with cardiocutaneous myxomas

多発するほくろと心臓や皮下の粘液腫を認める疾患でいろいろな病気が含まれます(Carey複合・LAMB症候群・NAME症候群など)。
見たことがありませんが・・・

 

 

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