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診療案内 プール熱(咽頭結膜熱)

【プール熱(咽頭結膜熱)とは】

名前のごとく喉が赤くなり、結膜炎を生じ、高熱が出る疾患です。
プールを介してうつることも多いのですが、プールに行かなくても感染します。
原因の微生物はアデノウイルスです。

 

【感染様式】

飛沫感染、接触感染、プールでの目からの感染もあります。
ウイルスの排出は初期数日が最も多いのですが、その後も数ヶ月持続することもあります。

 

【潜伏期】

2〜14日

 

【症状】

高熱(39℃以上)、喉の痛み、頭痛、食欲不振を訴えます。
熱は5日持続することも多いです。
頸や後頭部のリンパ節が腫れていたくなることもあります。目の症状としては結膜が赤くなったり、涙が増えたりまぶしがったりして目やにが出たりもします。

 

【診断】

一般的にはアデノウイルスの迅速検査を結膜(目)か咽頭で行います。

 

【合併症】

アデノウイルスによる感染症は一般的に予後良好で自然に治癒しますが、ごく一部の患者さんで肺炎を合併します。

 

【治療】

有効な治療はなく、対処療法しかありません。
また、予防は一般的な方法(うがい、手洗い、隔離など)しかありません。

アデノウイルス感染症も参考にして下さい。

 

【登園・登校基準】

主要な症状(一般的には発熱)が消失した日をゼロしてあと2日お休みします。

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