提携駐車場あり 19:00まで診断

診療案内 小麦アレルギーと診断されたら

【食べられないもの】

小麦と小麦を含む加工品

パン

【基本的に除去する必要のないもの】

醤油、穀物酢

麦茶は大麦が材料で,含まれている量も微量のため除去が必要なことは稀です。
米やその他の雑穀類(ひえ、あわ、きび、たかきびなど)は摂取できます。
大麦などの摂取の可否は個別の対応となります。

麦芽糖、麦芽(一部を除く)

醤油酢

 

【小麦を含む食品の例】

小麦粉:薄力粉、中力粉、強力粉、デュラムセモリナ小麦

小麦を含む加工品の例:

パン、うどん、マカロニ、スパゲッティ、中華麺、麩、餃子や春巻の皮
お好み焼き、たこ焼き、天ぷら、とんかつなどの揚げ物、フライ

シチューやカレーのルウ、洋菓子類(ケーキなど)、和菓子(饅頭など)

食べ物

【栄養について】

小麦を除去しても、ご飯などの主食、肉や魚などの主菜、野菜や果物などの副菜をバランスよく食べていれば、栄養状態に問題が出ることはありません。
ご飯やお米でできた麺類などがあります。

 

【小麦が使用できない場合の調理の工夫】

ルウ

米粉や片栗粉などのデンプン、すりおろしたイモなどで代用します。

 

揚げ物の衣

コーンフレーク、米粉パンのパン粉や砕いた春雨で代用します。

 

パンやケーキの生地

米粉や雑穀粉、大豆粉、イモ、おからなどを生地として代用します。

 

市販の米麺や雑穀麺を利用します。

 

 

【小麦の主な栄養素と代替栄養】

食パン6枚切り1枚あたり(薄力粉45g相当/強力粉30g相当)
エネルギー 160Kcal

食品
ごはん 100g
米麺(乾麺) 40〜50g
米粉 40g程度

 

①総負荷量が少量(うどん2〜3g)

負荷試験で摂取したものはその量まで、その他の加工品は難しいです。

 

②総負荷量が中等量(うどん15〜50g)

うどん50gが摂取可能な場合に食べられる可能性が高い食品の量(例)

小麦製品
薄力粉 16gまで
強力粉 11gまで
食パン 14g(6枚切りの場合約1/4枚)まで
スパゲッティ、マカロニ(ゆで) 25gまで
スパゲッティ、マカロニ(乾) 10gまで
焼麩 4.5gまで
うどん(乾燥) 14gまで
そうめん(乾麺) 12gまで
餃子の皮 2枚まで
パン粉(乾燥) 大さじ2まで

 

③総負荷量が日常摂取量(うどん200g、6枚切り食パン1枚)

繰り返し摂取が可能であれば加工食品も含め摂取できます。卒業です。
ただ、接種後の運動なども考慮しないといけません。

 

【今後の見通しについて】

血液の検査は3歳までは6か月に1度、6歳までは6ヶ月〜1年に1度、それ以降は1年に一度の検査で十分です。

6歳で約66%弱の耐性化(摂取可能となること)と言われています。

 

【注意を要する学習活動など】

小麦粘土、うどん・パン作り体験など

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