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2024年04月22日
子どもの交通事故はここに注意
1.歩行中の事故が多いのは小学1・2年生! 低学年のうちは周囲の状況まで確認できず衝動的に飛び出してしまったり、近付く車との距離を正確に判断できなかったりすることが、事故につながっています。入学4月より慣れてくる5月以降 […]
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2019年10月15日
感染性胃腸炎(小児急性胃腸炎)
【感染性胃腸炎とは】 微生物(細菌,ウイルス,原虫など)の経口感染によって起こり、下痢や悪心,嘔吐、時に腹痛,発熱などの症状をきたす疾患群を指します。 汚染された水や食物の飲食を介した食中毒として起こる場合や、集団発生す […]
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2024年04月15日
整腸剤
【整腸剤とは】 おなかの調子を整える薬です。『整腸薬』ともいいます。 善玉菌がしっかりと働き、乱れた『腸内フローラ』を整えることを目標としています。一般的にはビフィズス菌と乳酸菌などを含みます。 【腸内フローラ】 腸 […]
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2024年04月01日
閉塞性睡眠時無呼吸症候群(obstructive sleep apnea syndrome: OSAS)
【閉塞性睡眠時無呼吸症候群とは】 睡眠中に上気道の部分的または完全閉塞が長時間続く呼吸障害であり、その結果、酸素飽和度の低下や抗炭酸ガス血症をきたす疾患です。 成人では睡眠時無呼吸症候群があると日中に居眠りをしたり、 […]
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2024年03月26日
小児の頭痛
【片頭痛】 小児にも片頭痛はあります。一般に5〜15歳の小児に発症します。片頭痛の原因は多因子性ですが、遺伝的素因と強く関係しています。約80%に家族歴があり60%は母親に20%は父親に片頭痛の既往歴があると言われていま […]
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2024年02月09日
PANDAS(連鎖球菌感染性小児自己免疫神経精神障害)
【PANDASとは】 溶連菌感染後に急速に発症する精神神経障害を、PANDASと呼びます。精神神経障害にはチック、強迫性障害(OCD)が含まれます。しかし、溶連菌が原因であるという明確な証拠はまだありません。 PAND […]
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2023年05月26日
炎症
【炎症とは】 炎症とは、異物や化学的刺激、死んでしまった自分の細胞を排除して生体の恒常性を維持しようとする反応と考えられます。これらの反応にはあらかじめ体の中に用意されている直ちに働く成分による反応と、やや時間をかけて […]
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2023年10月10日
内分泌、ホルモンとは
内分泌 内分泌とは高等生物において、一つの細胞Aが他の細胞B(時には自分自身)に化学伝達物質(ホルモン)を介して情報の伝達を行う機構です。この情報伝達には①ホルモンを産生する細胞、②情報を伝達する化学伝達物資(ホルモン […]
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2019年10月15日
思春期早発症・遅発症
【2次性徴とは】 思春期になると卵巣、精巣が成熟して性ホルモンの分泌が増加します。 それに伴い身体的性成熟徴候が発来することを2次性徴と呼びます。女児では9〜10歳、男児では11〜12歳頃からやってきます。 通常、女児で […]
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2024年01月19日
9、10ヶ月健診
9、10ヶ月健診について この時期になると座位がさらに安定し、座ったままで長時間遊べるようになります。座ったままや、ハイハイで移動し後追いもし、つかまり立ちもできるようになります。手先も器用になり、小さいものも上手につ […]
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2024年01月19日
6、7ヶ月健診
6、7ヶ月健診について この頃になると体重増加はわずかになりますので、心配なさるご両親がいらっしゃいます。 睡眠、授乳などの生活リズムも整って来ます。寝返りをすることができ、手をついて少しの時間座っていることもできる […]
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2024年01月19日
5歳健診
5歳健診について まだ5歳健診は十分認識されておらず、行われているところは多くありませんが、就学までまだ1年以上の準備期間がある5歳健診は有意義です。各地方自治団体でそれぞれの方式があり、まだ発展段階の健診であるのかも […]
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2023年10月02日
免疫性血小板減少性紫斑病(immune thrombocytopenic purpura; ITP)
【病態生理】 免疫学的機序が関与して血小板が減少(100,000/mm3未満:正常150,000から450,000/mm3)することにより出血傾向をきたす病気です。急性と慢性、一次性と二次性があります。 私の若い時には特 […]
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2024年01月19日
3歳健診
3歳健診について この頃は発達や体格に個人差が大きくなってきます。正常範囲でも発達の遅い子ども・早い子ども、やせた子ども、太った子どもなどです。 人間としての自律性が急速に伸びる時期で、いたずらざかりで第一反抗期に相 […]
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2021年01月05日
乳幼児喘息
乳幼児喘息 小児喘息の80〜90%が6歳までに発症すると言われています。 しかし、その診断は必ずしも容易ではありません。 乳幼児期は年長児にない解剖学的、生理学的特徴があり、副鼻腔炎や気管支炎、血管輪や腫瘍などでも喘鳴を […]