日本脳炎ワクチン

日本脳炎

感染したブタから蚊が運んできて感染し、脳炎を起こす病気です。ヒトからヒトへはうつりません。感染したすべての人が発症するわけではなく、約300~1000人に1人の割合で急性脳炎を発症します。
脳炎になると高熱、意識障害がでます。治療が難しく、約3分の1が死亡し、3分の1は重い後遺症を残します。
日本脳炎の発症者数は、毎年10名程度ですが、感染者数はその数百倍いると言われています。日本脳炎は重大な病気でありワクチンでしか防ぐ予防法はありません。WHO(世界保健機構)も接種を強く勧めています。

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スケジュール

定期接種の第1期(基礎免疫)は生後6ヶ月から90ヶ月に至るまでにある子ども(通常は3~4歳)が対象です。
初回接種は1~4週の間隔で2回接種しますが、できるだけ3週以上の間隔をあけてください。3歳未満では接種量が半量の0.25mlになります。
2期の接種は9歳以上13歳未満の間に行ってください。以前は3期がありましたが、現在は行っておらず、これで終了です。

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任意接種

定期接種年齢をはずれた子どもは任意接種として接種します。また、現行の日本脳炎ワクチンの免疫効果は4~5年以上あると言われていますので、中国、ロシア、東南アジアなどの日本脳炎の流行地域に渡航する際には、それまでの接種時期を参考にして追加接種を受けることが勧められます。

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副反応

一般的な副反応は局所反応です。急性散在性脳脊髄炎(ADEM)の発症が有名ですが、一般の発症率が小児人口10万人あたり0.33%~0.64%であることを考えると、ワクチンによる発症率と変わりなく、ほとんど無視できます。

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